建築士になるには?わかりやすく解説!

建築士,年収,受験資格,仕事内容

建築士は国家資格を取得しなければ就けない職業です。

 

また、一級建築士は大学の建築学科を卒業していても、受験資格には実務経験2年が必要です。また二級建築士と木造建築士も学歴によって実務経験が必要となる場合があります(詳しくは下述「資格の概要で確認できます)。

 

建築士には「一級」「二級」「木造」の種類があり、それぞれ仕事内容も変わってきます。

 

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建築士の仕事とは?

建築法に基づいて建築物の設計や工事の監理を行うのが建築士の仕事です。ビルや一般の住宅などさまざまな建物の設計図を作成し、建築士はその設計図をもとに建築現場で工事の指揮や監督を行います。

 

まず、お客様から建築の依頼があると、建築物の目的や予算、建物のイメージを聞き取りします。建築物の目的や用途によって建物のデザインは大きく変わります。伝統的な日本家屋や、おしゃれな店舗などお客様の要望を聞いて、建築士がアイデアを提案し、建物のイメージを形作ります。

 

その後、図面に起こし、ミニチュア模型も使い、完成図をお客様に確認してもらいます。続いて内装に使う素材や色、デザインを決めていきます。実際に工事が始まれば、設計図通りに進んでいるか、現場を監督し、必要に応じて指示や手直しをします。

 

◎一級
建築物の構造・規模・用途について制限がなく、高層ビルから住宅までほぼすべての建築物の設計・工事監理を行うことができます。

 

◎二級
延べ面積30~300㎡までの鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の建築物の設計や工事監理を行うことができます。一般的な住宅建築はカバーできます。

 

◎木造
木造1~2階建てで、延べ面積300㎡以下の木造建築物の設計や工事監理を行うことができます。

建築士はどんなところに就職?

建設会社、不動産会社、住宅メーカー、建築設計事務所などが就職先で、独立して個人で設計事務所を開業している方も多いです。

 

建築士の年収

専門性が高い職業であることから、建築士の年収は一般的なサラリーマンより高い傾向があります。

 

平成28年度賃金構造基本統計調査によれば、一級建築士の平均年収は約644万円で、月収にすると約44万円です。ただ、勤務先の企業の規模によって収入は大きく異なります。大手の不動産会社では年収500~800万円で、福利厚生も充実しています。

 

一方、中小規模の設計事務所では一般的に年収400~600万円です。個人設計事務所の場合は、仕事の実績、スキル、人脈により収入に大きな違いがあります。

 

有名な建築士には公共のコンサートホールや美術館、オフィスビルや大型マンション、実業家の別荘などの依頼も舞い込みます。評価が上がるほどデザイン料が高くなり、報酬の価格設定ができるので、年収数千万円も可能です。

 

建築士の資格の概要

建築士の試験は難しく、合格率が低いことで知られています。建築士を目指す方の多くが最初に受験する、二級の試験は二段階式です。

 

学科試験の合格者のみが、設計製図の試験を受けることができます。受験者数全体に対し、最終的な合格者は4人に1人ほどになります。一級の試験はさらに難しくなり、最終的な合格者は8人に1人ほどです。

 

特に一級の試験は何年にもわたって挑戦を続け、ようやく合格する方が多いと言われます。ですので、独学よりは通学講座などで自分のスキルに合った講座を選択して学習することがのぞましいでしょう。

 

全国で一級建築士の登録者は約34万人、二級建築士の登録者は約73万人、木造建築士は仕事内容が限定的でもあり、登録者は約1万7千人です。

 

◎一級

受験資格

大学の指定科目専攻で実務経験2年以上、3年制短期大学の指定科目専攻で実務経験3年以上必要です。2年制短期大学・高等専門学校の指定科目専攻で実務経験4年以上になります。二級建築士は実務経験4年以上が必要です。

 

合格率

学科試験と設計製図試験があり、平成29年の学科の合格率は18.4%。設計製図の合格率は37.7%、総合の合格率は10.8%です。学科試験のみの合格者は申請により、翌々年の受験まで学科試験は免除されます。

 

試験日

学科試験は例年7月第4日曜日、9月上旬に学科合格発表後、設計製図試験は10月第2日曜日に実施されます。受験申込は4月下旬から5月上旬と早めなので注意してください。

 

受験料

19,700円(非課税)で、払込みの事務手続き手数料が別途必要です。

 

出題内容

学科試験は四肢択一式で、設計製図は1課題を作成します。

 

◎二級

受験資格

大学・短期大学・高等専門学校の指定科目専攻なら実務経験不要です。高等学校・中等教育学校の指定科目専攻で実務経験3年以上必要です。建築設備士の資格があれば実務経験は不要、建築に関する学歴がなければ、実務経験7年以上が必要です。

 

合格率

学科試験と設計製図試験があり、平成29年の学科の合格率は36.6%。設計製図の合格率は53.2%、総合の合格率は24.3%です。学科試験のみの合格者は申請により、翌々年の受験まで学科試験は免除されます。

 

試験日

学科試験は例年7月第1日曜日、8月下旬に学科合格発表後、設計製図試験は9月第2日曜日に実施されます。受験申込は4月下旬から4月中旬と早めなので注意してください。

 

受験料

17,700円(非課税)で、払込みの事務手続き手数料が別途必要です。

 

出題内容

学科試験は五肢択一式で、設計製図は1課題を作成します。

 

◎木造

受験資格

二級の受験資格と同様です。

 

合格率

学科試験と設計製図試験があり、平成29年の学科の合格率は48.1%。設計製図の合格率は76.0%、総合の合格率は40.1%です。学科試験のみの合格者は申請により、翌々年の受験まで学科試験は免除されます。

 

試験日

学科試験は例年7月下旬、設計製図試験は10月上旬に実施されます。二級の試験と受験資格が同じで、試験日が異なるので両方を受験することが可能です。

 

受験料

17,700円(非課税)で、払込みの事務手続き手数料が別途必要です。

 

出題内容

学科試験は五肢択一式で、設計製図は1課題を作成します。

 

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